崇徳院と顕広の長歌 補記1【参考文献等】
■
■崇徳院と顕広の長歌自体(原文)は、和歌データベースでも御覧になれます。
ただし、和歌データベースに載っている長歌と、私が参照した
『和歌文学大系22 長秋詠藻・俊忠集』
に載っている長歌では微妙に文句が異なっておりますのでご注意ください。
和歌データベースの「下:増補歌」の下に載っている「異同歌」の方が
『和歌文学大系22 長秋詠藻・俊忠集』に近いです。(ぼそっ)
■訳すのに用いたmy辞書(訳すために買った^^A)は、
[rakuten:book:11965861:image]三省堂「全訳読解古語辞典 第三版」
(鈴木一雄・外山映次・伊藤博・小池清治編)
です。
そして重宝したのが、
久保田淳・馬場あき子編『歌ことば歌枕大辞典』(角川書店)
です。こちらは、大阪市立中央図書館3階にあった辞書なのですが、誇張ではなく本当に
この本がなかったら長歌は訳せなかったと思います……!!!
■長歌を訳したので、
そういうのを専攻してたの?とtwitterで聞かれたのですが、
讃岐巡礼から帰阪して、「この長歌を訳したい!」と思った6月4日時点で、
ところで・・・・・・長歌って何? (。。;) 何か注意することある?
と調べていたぐらい私は素人です。
なので、間違いがあればコメント欄やtwitterで
指摘していただけるとありがたいです。
ちなみに、長歌は57575757・・・・・・・と続けていき、最後を77で締めればOK?
■そんな素人が言うのもアレなのですが、
崇徳院の長歌より顕広の長歌の方が訳すのに苦労しました。
長いのに、訳注が少なかったというのが大きいのですが、
顕広の長歌の方が凝っているというか、
季節感があるし、色々踏まえなければならない事項も多く、
またその分、歌に奥行きがある気がしました。
■訳すのが難しかった部分を、順不同になりますが、
これから補記として書いていきたいと思います。